地方創生からSDGs ペレットストーブ
こんにちは。株式会社NACS(ナックス)でペレットストーブを担当しています。荻窪です。
私は、山梨県富士吉田市を拠点に東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県・静岡県・長野県・愛知県・など様々な県でペレットストーブの提案設置工事をしています。
私はペレットストーブの設置を始めた頃から地域にしっかりと地元の木質ペレット燃料とペレットストーブを根付かせる事により、地域循環型社会から地方創生に繋げられないかと考え今もそのプロジェクトを実行し続けていいます。
せっかく地元に大きなペレット工場ができ安価な値段でペレットを購入できるようになったので、CO2の排出が少ないペレットストーブが普及をして環境にも優しく地域で経済が回ればと・・・・
近年は、SDGs(持続可能な開発目標)という2015年9月に国連で開かれたサミットの中で世界のリーダーによって決められた、国際社会共通の目標が掲げられ、2030年までに世界的にCO2を削減したり貧困を無くしたりジェンダーの平等だったりと言う目標も掲げられ一体どこから何を行うのが良いのか???と考えてしまいますね。
現在も進行中ですが私が行っているペレットストーブ事業で地域循環型社会を作る事で地方創生に繋げSDGsの目標達成へどう繋げていけば良いのか。
1つの事例として紹介させて頂きたいと思いブログを書いていきます。
目次 1 地域循環型社会から地方創生 / 2 地方創生からSDGsに向けて / 3 まとめ
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私は地方で地域循環型社会の形ができることで地方創生に繋がっていくと考えています。
地域の資源の状況にもよりますが、地域の資源の特性によって異なります。
例えば、我々の住む富士吉田地域は富士山の麓にあり、富士山という大自然の中で富士五湖という5つの湖を囲みそこには市町村が連なる地域になっています。
富士山の麓にある自然の中に植林された松の木やもみの木、ミズナラの木などが多くあります。
その資源を活用することで地域内に新しい事業が生まれ雇用が増えお金が地域内に回る仕組みができるようになります。
地域内でお金が回ると各市町村で税収が増え新しい市民サービスができ快適に過ごすまちができます。
市民サービスが充実し学校などのサービスや道路、施設など様々なサービスの質が向上することでこのまちに住みたいと考える人も増え、地方で仕事をしたいと考える人が増えてくるのではないでしょうか?
今起きている地方都市における人口減少に歯止めを掛けて日本全体の活力を上げることになり地方創生に繋がって行くのではないかと考えています。
地方創生は、少子高齢化に歯止めをかけ、地域の人口減少と地域経済の縮小を克服し、将来にわたって成長力を確保することを目指しています。
地方都市が将来にわたり成長力を確保するには、人々が安心して暮らせる持続可能なまちづくりと地域活性化が重要です。
特に、急速な人口減少が進む地域では、くらしの基盤の維持・再生を図ることが必要です。
SDGs(SDGsとは)の理念に沿って進めることにより、政策全体の全体最適化、地域課題解決の加速化という相乗効果が期待でき、地方創生の取組の一層の充実・深化につなげることができるため、SDGsを原動力とした地方創生を進めることが問題解決に繋がっていくと考えます。
その中に地域循環型社会を取り入れることでより強固な私達が暮らすまちへと変化を遂げることができます。
例えば、大きな企業を地元に呼んで成長力を高める方法もあるのかもしれません。
ただし、納税される場所は本社がある所在地の都道府県や市町村になります。
それでは、雇用は生まれ市町村に住む方々(住民)から税金を納める流れは作れるかもしれませんが、法人税という大きなお金の流れを作る事は難しいでしょう。
不景気になればその場から工場や会社を移転してしまう可能性も非常に高いです。
そして、そもそも若い人材が地方に少なくなってきていることも考えると、大変難しいのではないでしょうか。
企業はあるけど働く人がいないと言う現状もあると言えます。
地元にある資源を活かし日本や世界に発信できる強い企業を作る事が出来れば、法人税が地域に納められ、住民の働く場所ができ税金が納められ市町村の教育や施設、インフラなどの市民サービスが向上することでこのまちに住んでみたいと考える人が増えるのではないでしょうか。
SDGsと地方創生どちらが先ではなく両方とも進めることで地域の様々な問題が解決されていくでしょう。
私は、ペレットストーブの設置販売を富士吉田市から関東で販売、設置を行っています。最近では多くの方々から、お問い合わせをいただき薪ストーブの設置、日本国内にある自然の材料を使用したログハウス材料からハーフビルドの施工など様々な相談を頂くようになりお問い合わせ件数も増えてきました。安心で安全な国内の材料を使った住宅を建てた国内の自然からできた燃料を使った暖房器具を使いたいなど、皆様の意識が大分変わってきた印象です。一昔前は、仕事、家庭に追われ生産性を追求する生き方が主流だったのですが近年は災害や病気などが多く未来のことを創造して行動する方が増えてきたと感じます。
地域循環型社会を地方で創り持続可能な発展をする事で今後の日本の活力になり、世界的からも日本は恵まれた国だと認めて頂くことで国際競争の中でリーダーシップを発揮できるようになってくるのではないでしょうか。強くて優しい考えが世界に広がることによって“平和“が維持されていくのだと強く思います。1人1人の思考がこの先の世界の未来を担っています。
素敵な未来にしていきたいですね。